平成26年度 希望ヶ丘ホーム 事業計画

当施設は、“利用者本位のサービスの提供”と“信頼される施設づくり”をテーマに

次の諸事項を通して、利用者の皆さん及び地域の皆さんに“しあわせ・よろこび・満足”そして“信頼”をいただける施設運営及び福祉サービスの提供を目指し、鋭意努力してまいります。

 

★実践目標★

1.利用者の皆さんの基本的人権を保障し、主体性を尊重した自己実現の支援を図ります。

  利用者の皆さんを独立した人格として尊重し、人権の擁護に最大限努めます。

  利用者の皆さんが主体的に自己実現を図れるよう支援します。

2.利用者の皆さんの多様なニーズに応じたサービスを提供します。

  利用者の皆さん個々の生活の状態に応じたサービスを提供します。

  インクルージョン(すべての人を地域に包み込む)の理念を踏まえ“ともに生きる”ための生活環境を構築します。

 

★重点事項★

利用者の皆さんに、地域での生活とできるだけ変化のない生活条件を整え、すべての人が安心して生活でき、毎日を心豊かで健康に、そして自分らしくすごせるように次の通り努めます。

1 毎日を心豊かに自分らしくすごすために

    利用者の皆さんの個別支援計画(新型養護老人ホームパッケージプラン)に基づき、毎日を心豊かに自分らしくすごすために必要な支援を行ないます。

  ②利用者の皆さんが参加するクラブ活動や各種行事、レクリエーション等を通して、楽しく明るい生活が送れるよう支援します。

  ③利用者の皆さんの自治会活動をより活性化するとともに、各種委員会に参加いただき、利用者相互の連携と親睦を図るとともに、利用者の皆さん方の声を大切にし、豊かで潤いのある生活が送れるよう支援します。

  ④利用者の皆さんのお買い物の便宜を図るとともに、社会参加の機会となるよう、定期的に市内のショッピングセンター等にお買い物バスを運行します。

 

 

 

 

 

 

2 健康にすごすために

 利用者の皆さんに“健康にすごすことの大切さ”を理解していただき、日常生活のなかで衛生観念を身につけていただきながら、次の事項に努力します。

    身体不調時の病気の早期発見と治療に努めます。

    利用者の皆さんの日常生活(入浴・食事・検温・毎日の血圧測定等)を通して、健康管理に努めます。

    嘱託医(内科・精神科)による週1回の診察を通して、きめ細かな連携を図るとともに、定期健康診断等を通して、病気の予防・治療並びに機能維持・リハビリ等に努めます。

    日常生活の中で健康指導の充実(口腔ケア・清潔保持の重要性等)を図り、健康への意識を高めるよう努めます。また地域の歯科医院との連携を密にし口腔ケアの充実等に努めます。

    感染症予防に取り組みます。(手洗いチェッカーの活用)

*インフルエンザ ・・・予防接種の実施、加湿器等の設置、手洗いうがいの

           励行、面会者への対応マニュアルに沿って徹底します。

また随時、感染症情報を提供・共有し、感染症への意識の高揚・予防の徹底に努めます。

*ノロウイルス  ・・・手すり、ドアノブ等消毒の強化(16回)、手洗い励行、汚物処理マニュアルに沿って徹底します。また、職員でノロウイルス感染が疑われる場合は、医療機関等の診察を受けるものとします。

    理学療法士の指導のもと、リハビリメニューを充実させて転倒防止等に努めます。

 

3 おいしく、楽しく食事をするために

 “健康で楽しい食事”を目標に、献立作成に創意工夫・改善を加え、嗜好・残食調査・治療食等を通して、バランスの良い食事サービスの提供に努めます。

    献立の工夫をし、利用者の皆さんに毎日のお食事を楽しんでいただきます。

   昼食時、毎月1回の「オーダーメニューの日」は、15種類程度のメニューを準備し、ご希望のものをお召し上がりいただきます。

   毎週1回の「赤ちょうちんの日」は、夕方、屋台を設置し、希望者にアルコール・ソフトドリンク・おつまみ等を準備します。

   昼食時の「リザーブ食」は週5回行い、主食の選択がご飯食か麺類・パン食の選択ができます。

   朝食時の「バイキング食」は週5回行い、副食の煮物や和え物・漬物等の選択ができます。

 

   利用者の皆さんとのコミュニケーションの場として、毎日午後3時におやつの時間を設けます。

   毎週土曜日の朝食時、ご希望の利用者の皆さんにトーストした食パンと、サラダ、飲み物等を準備します。

    利用者の皆さんの身体状況に応じた治療食を提供し健康管理に努めます。

・健康診断の結果をふまえ、糖尿病、肥満、塩分制限食等、主治医のご指導のもと、看護師と連携を図り、利用者の皆さんの同意を得て、治療食を準備します。

    非常食

・非常災害発生時に備え、最低5日間の非常食の確保をし、防災倉庫に準備します。

・年に2回(9月・3月)非常食を使った献立を実施し、災害に備えます。

 

4 家族および地域社会との交流のために

    各種施設行事への家族の方々の参加の促進と、身元引受人の皆さんとの情報交換を行い、家族との外出・外泊などを通して、交流を深めるよう支援します。

    地域社会との交流(地元小学校・各種ボランティアとの交流、地域行事への参加および、施設行事、クラブ活動への参加の呼びかけ等)を積極的に促進し、地域社会の皆さんとの心のふれあいを育てます。

    積極的に実習生を受け入れ、施設への理解・関心等がさらに深められる様に努めます。

 

5 安心してご生活いただくために

    利用者の皆さんの身体・生命の安全を最優先とし、非常時に備えた定期的な諸訓練(自衛消防操法等)を通し、災害(事故)防止についての意識の高揚に努めます。

    利用者の皆さんに、ビデオ等の教材を利用して、交通ルールをよく理解していただき、外出時等の事故の防止に努めます。

    地域のセーフティネット及びトランポリン機能を有する施設として、虐待などの緊急避難者の受け入れや心のケアを必要とする方々の受け入れに積極的に取り組み、様々な福祉ニーズを抱えた利用者の皆さんが安心、安全、安寧に自分らしく生活出来る体制作りに努めます。

    歩行訓練の充実をはかり体力向上に努めます。

    整理・整頓・清潔・清掃・決められたことが守れる仕組み(5S)の徹底に利用者の皆さんと取り組み、より良い生活環境の構築に努めます。

 

 

6 期待される施設を目指して

 “利用者の皆さんに・地域社会の多くの人々に信頼される施設づくりを目指して”より一層の施設機能充実のために、次の事項に取り組みます。

①サービスの質を向上させるために

   苦情解決委員会について

利用者の皆さんからの苦情を解決するシステムを充実させます。

   リスクマネジメントの取り組み

ヒヤリ・ハット事例の収集と改善やKYT(危険予知トレーニング)の充実に努めます。

   サービス評価の実施

職員が自分たちの仕事の善し悪しを客観的に判断するための“サービス評価基準委員会”の充実に努めます。

   これらの仕組みを有機的に活用し、より質の高いサービスを継続的に提供できる仕組みを作ります。「問題後追い解決」から「課題先取り」ができる仕組みづくりに努めます。

    安全にお過ごしいただくために

   定期的に、非常時・大規模災害に備えた諸訓練および防災設備の保守点検・火気取締りの徹底等を実施し、職員の災害(事故)防止についての意識の高揚に努めます。

   法人本部との連携のもとに災害に強い施設を目指し災害グッズ及びマニュアル等の整備に努めます。

   職員全員で「防火管理者講習」等を受講し、防災に対する知識を学ぶとともに、「自衛消防操法」の技術を学び、非常時にすみやかに対応できる職員の育成に努めます。

   緊急時における救急救命技術の習得のために随時訓練を行います。

    地域に根ざした施設づくりのために

   地域社会の諸団体との交流および、地域の行事等に積極的に参加し、地域との交流を図ります。

   地域へ、施設行事への参加の呼びかけと、施設設備・機能の開放等を随時行い、地域福祉推進の拠点としての一翼を担うとともに、積極的な地域貢献に努めます。

    職員の資質を向上させるために

   ジェントルティーチング等の理念を基底とし、利用者の皆さんへの福祉サービスの提供に努めます。

   OJTOff-JTの活性化に努め、職員の育成に努めます。

   福祉QCサークル活動を積極的に推進し、業務の改善をはかるとともに、職員の資質の向上に努めます。また、「福祉QC」全国発表大会や、他法人合同の「福祉QC」発表大会に積極的に参加し、職員の育成に努めます。

   職員の専門性をより高めるために、職員の国家資格等(社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士、介護支援専門員等)の取得を奨励します。

   全国老人福祉施設大会や全国老人福祉施設研究会議への参加、また東北ブロック老施協養護老人ホーム研修会および、福島県社会福祉協議会研修センター主催の各種研修会に積極的に職員を参加させ、職員の資質の向上および、利用者の皆さんの多様化する福祉ニーズに応える職員の育成に努めます。

    郡山市さんのご指導をいただき、訪問介護事業所の開設に向けて取り組みます。

    緊急一時保護に備え、セーフティネット機能をより充実させるために、旧浴室等を居室に改修する工事の準備を行います。

    施設が持つ多様なネットワークの機能を活かし、地域社会の中で様々な問題を抱えている方々の支援に努め、地域福祉の拠点として地域の活性化等に貢献できる施設を目指します。

    健全な施設運営を図るために

   予算経理の執行にあたっては、限りある予算を厳密に検討し、効率的な運用に努めます。

 

年間主要行事計画

 

行   事

行   事

お花見

10

総合防災訓練

春の一泊旅行・日帰り旅行

11

芋煮会・日帰り旅行

健康まつり

12

クリスマス・忘年会

身元引受人会議・音楽交流会

新年会・団子ならし

夏まつり

節分

敬老祝賀会・輪投げ大会

おひなまつり

  その他年間行事として、次のものがあります。

  誕生会(毎月1回)

  避難訓練(毎月1回)

  茶話会(月1回)

  自治会全体会(月1回)

  銀行日(月2回)

  教養講座(年4回)

  健康講話(年4回)


   

 
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